白いの

今はまだここにいる2日目。ブログ書くなんてほんと久しぶりだ。


朝起きたら何か白いものが降ってて寒かった。前から降る降る言われていたが、ほんとに降ってた。

結構大粒で横殴りに勢いよく降ってたから、これなら写るかな、とケータイのカメラを構えるも、カメラはその白いものを捉えない。粒が大きいから手のひらに乗るかな、と思って手をかざしてみても、大粒の割には水気が多くてすぐ溶けてしまう。目の前にはふわふわびゅんびゅん白いのが落ちてきてるのに。せっつねーの。カメラはいざというときにヒトの目が見ているようには切り取れないし、降ってるモノも見かけ倒しでつまらない。うまく撮れたら送ろっかな思ったけど、舌打ちひとつして諦めた。だから、「雪」とか呼んでやんない。白いの。

1件、やばい仕事抱えてた。どうにも身動き取れないまま時間ばかりが過ぎて、内心焦ってた。どう取り返すか頭で組み立てようとして、全然組み立たんなかった。朝来たらメールが入ってた。

件名、「話してきな」。

差し出し人は向かいの席の先輩。今日は代休でいなかったけど。

話しはすんなりまとまって、後は企画仕上げて遅れを取り戻すだけ。きっと自分のいないところで話してくれてた。

この会社には、頭抱えてるときに助けてくれない人がいない。のだと思う。他の会社行ったことないけど。感謝してもしきれない人が多い。最初からアテにしてるわけではもちろんないけど、もっとおまえは人をアテにしろとたまに怒られる。明日先輩に会ったら一番にありがとうございましたを言う。

歯医者。先々週は向こうにすっぽかされて、先週は自分がすっぽかしたから、診療は久しぶり。「キミは麻酔がかかりづらいからね」と言って、今日もぶすぶす麻酔を刺される。麻酔って昔はもっと痛いモノだと思ってたけど、何かAppZapperのアイコンみたいな形した器具使ってるせいか、麻酔されてるのに気づかないくらい痛くない。でも、麻酔切れるといつも痛い、ここの歯医者は。

白いものはもう降ってない。地面を濡らしただけで、白くはしなかった。地下に降りたり、地上に出たりしながら南口に出る。気になってるモノがあって、FrancFrancとハンズ寄った。FrancFrancにはなくて、ハンズはFrancFrancに時間かけすぎてもう閉まってた。土日辺りのタスクになりそう。

そのまままっすぐ帰るのも何か味気ないから、ちょっと足を伸ばして前から気になってたカフェに寄った。門構えは立派だったけど、中はとりたてて特徴だったものはなかった。フォカッチャはうまかった。新宿っていろんな店あるくせに、入り浸ってみようと思うカフェはあまりない。

メール作りかけてやめた。体調が優れないせいか、何かふてぶてしい文面になった。ような気もするし、別にそうでもないかもしれないけど、どっちとも判断がつかないから、たぶんこれは送るメールではないってこと。昨日からケータイが単なるモックにも見えなくない。

肺の辺りが少し苦しくて、咳が止まらなくて、鼻水も止まらなくて、頭が重くてけだるくて少しほてってるのに寒気がする。たばこ吸ってもおいしくないから、たぶんこれは風邪ぎみ。白いの降って寒かったせいかもしれない。やっぱ、「雪」とか呼んでやんない。白いの。

今日はもうささっとととっと寝る。おやすみ。